基礎体温からわかる身体のサイン

妊活中の方はとくに「基礎体温」という言葉を耳にすると思います。

基礎体温を継続的に測っていくと、女性の身体のリズムを把握したり、予測することができます。そこで今回は基礎体温を測ることでわかる項目をまとめてみました。

月経の時期

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健康な人の基礎体温のリズムがある程度一定で決まっています。

まず体温の低温期が2週ほどあります。それに続いて一時ガクッと体温が下がる排卵期を迎え、その後に高温期が2週ほど続き、月経がくる、といったリズムを繰り返しています。低温期と高温期の差は0.3度以上が正常な範囲です。

人によって月経周期が異なるため、低温期と高温期の長さには個人差があります。ただ毎月継続的に測定することで自分のリズムがわかってくるので、月経がくる時期を予測することができます。

 

妊娠しやすい時期

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妊娠するには排卵して、卵子が健康な状態のときに受精する必要があります。この時期は、排卵期の前後5日ほどといわれています。この時期に性交渉をすると妊娠する確率が高くなるのです。

妊娠をすると黄体ホルモンの分泌が続くため、高温期が続きます。3週間以上高温期が続く場合は妊娠の可能性があるので、妊娠検査薬を使用したり、産婦人科を訪れて確認してみましょう。

 

婦人病の可能性

基礎体温の推移が正常なひとと大きく逸脱する場合は、さまざまな婦人病が疑われます。

基礎体温をつけていくことで、気づきにくい病気を早期発見することがで、早めに治療をすることができます。婦人科を訪れる際は計測した基礎体温のグラフを持っていくようにしましょう。

黄体機能不全の疑い

黄体機能不全とは、黄体からのホルモン分泌が不十分になる状態です。このため、受精卵の子宮内膜への着床や妊娠の維持が困難になってしまいます。

黄体機能不全になると基礎体温は次のような特徴があります。低温期から高温期への移行に4日以上かかる、高温期が9日以内と短い、低温期と高温期の差が小さい、等です。

無排卵性月経の疑い

月経があっても無排卵性の場合があります。この際は排卵がないので妊娠することはできません。

無排卵性月経の場合の基礎体温は、低温期が続き高温期がないまま月経を迎えるといった特徴があります。

その他

基礎体温は身体の疲れやストレスなどにも左右されるデリケートなものです。不規則な生活が続いたり、ストレスを感じたりすると高温期が続くという特徴があります。

このような生活習慣から、次第に子宮トラブルが生じてしまうということもあります。

基礎体温に乱れがあっても婦人科で病気を指摘されなかった場合は、婦人病予防のため生活リズムを見直していく必要があります。

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